ヘンプオイルとCBDオイルの違いとは?

大麻の種 CBDとは
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CBDオイルが日本で販売されるようになる前から『ヘンプオイル』と呼ばれる物は既に輸入食品店等で販売されていました。

同じ大麻由来のオイルですが、CBDオイルとヘンプオイルの違いとは何なのでしょうか?

製法や、使い方(用途)、効果などCBDオイルとヘンプオイルの違いをまとめてみたいと思います。

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CBDオイルとヘンプオイルは全く違うもの

ヘンプオイルとは、ヘンプの種からとれる油のことで、『ヘンプシードオイル』とも呼ばれていて、植物由来の油である『ゴマ油』や『オリーブオイル』と同じ種別です。

ヘンプオイルはスーパーフードと呼ばれるほど栄養たっぷりで体に良いことは間違いありませんし、CBDも多少なりとも含まれていますが、分類としては単純に植物由来のオイルの種類のうちのひとつであると言えます。

ヘンプオイルは成城石井のようなちょっとした高級スーパーで等でも普通に買うことが出来ます。

ヘンプオイルの特徴

特にヘンプオイルには人間の体に必要な必須脂肪酸が80%も含まれており、これは植物オイルの中ではトップクラスの含有量で、鉄、亜鉛、マグネシウムといったミネラルも豊富で胃にも優しく、アミノ酸も豊富なため、体への吸収率が高いとも言われています。

それでは『ヘンプオイル』がどのような用途で使われるのかみてみましょう。

ヘンプオイルの主な用途と使い方

石油と違い、植物からとれるオイルは無尽蔵に作ることが出来ます。

ヘンプオイルだけでなく、オリーブ、ゴマ、ベニ花、ヤシ、など多くの植物から取れた油をもっと有効活用することは人類にとって大切なミッションだとおもいます。

特にヘンプは気候や病気に強く育てやすい植物です。

オリーブオイルと同じように料理に使う

我が家では、以前まで炒め物など毎日の料理で普通のサラダ油を使っていましたが、今ではオリーブオイルを使っています。

サラダ油が悪いとは思っていませんが、原料がしっかり見えるものを使おうと思い変えました。

本当はヘンプシードオイルを使いたいのですが、やはり値段が・・・(笑)

サラダ油と比べるとおリープオイルは質感もしっとりしていて香りも良く、ドレッシングを作る時にも適しているような気がします。

ヘンプシードオイルはさらに独特の香りがあるので、ドレッシングや料理に使うと味にも深みが出ます。

健康食品(サプリ)としてのヘンプオイル

ヘンプオイルもCBDオイル同様、健康食品のサプリのように飲むことで体調を整える働きがあります。

CBDオイルの場合キャリアオイルにCBDを配合したオイルですから、ヘンプオイルをキャリアオイルとしたCBDが一番良いと言えるかもしれません。

美容オイルとしてのヘンプオイル

高級なオリーブオイルでも、美容液として顔や体に塗ることがあるのはご存知かと思います。

作家の宇野千代さんが小豆島産のオリーブオイルを愛用していて、98歳でお亡くなりになるまでとてもハリのあるお肌を保っていたというのは有名な話です。

それと同じように、品質の良いヘンプオイルは美容液として体や顔に塗ることで肌を若く保つことが出来ます。

藤原紀香さんがヘンプシードオイルを美容液として使っているということを公言したことでも知られています。

ヘンプオイルで車も走らせることが出来る!

当たり前のことではありますが、ヘンプオイルは油なので加工すればディーゼル自動車なら走らせることが出来ます。

およそ10キロの麻の種から約2リットルものヘンプオイルが作れるというのですから、本気になればエネルギー問題なんてすぐに解決出来そうなものですよね。

もちろん、全ての車をヘンプオイルで走らせるなんてことは非現実的なんでしょうけど、そこに可能性を感じている研究者は大勢います。

私達世代は幼い頃から『地球から石油が無くなると大変なことになる!』とやたら石油をありがたがる風潮がありますが、時代は流れています。

電気自動車もエコかもしれませんが、今ある自動車を使えるように考えることも大切だと思いませんか?

人間はいつまで限りのある石油を中心とした社会を続けるつもりなのでしょうか?

参考サイト:ヘンプカープロジェクト

ヘンプオイルでプラスティック製品を作ることが出来る

植物油で作られるプラスティックはその生成方法にもよりますが、水分解性が強くゴミ問題の解決にも大きな役割を果たすことを期待されています。

大麻の種から獲れるヘンプオイルもまたプラスティック製品(食器や楽器)に使用されています。

ヘンプオイルの使用を公言している有名人

ヘンプオイルは健康や美容に敏感なモデルさんやセレブな女性達の間で2016年辺りから流行しはじめました。

有名なところで言えば、藤原紀香さんや、道端ジェシカさん、押切もえさんやミランダ・カーさんなんかもヘンプオイルを普段から使っていると公言しています。

ヘンプオイルは他の植物性のオイルに比べて高価な印象がありますが、大麻草は病気に強い一年草で無尽蔵にいくらでも育つ植物ですから、本来であればオリーブオイルよりも安く作れるオイルです。

CBDオイルはCBD摂取を目的として作られたオイル

一方、CBDオイルはCBDを摂取するために作られたオイルで、色々なキャリアオイル(基本となるオイル)にCBDを配合して生成されたものを刺します。

ヘンプオイルは主に大麻の種子から採られますが、CBDという成分は主に大麻の茎から多く抽出されます。

ちなみにマリファナと呼ばれる大麻の花の部分にもCBDは多く含まれていますが、日本では法律上その部分からCBDを抽出した製品の輸入販売は禁止されています。

CBDオイルは、大麻に含まれるカンナビジオール(CBD)を摂取することを目的に生成されたオイルですので、『料理にも使える』というコピーをみかけることありますが、それはあまりおすすめはしません。

なぜかと言うともったいないからです(笑)

楽天などで、CBDオイルやヘンプオイルの価格を比べて頂ければ解りますがCBDオイルは普通のヘンプオイルの2倍~3倍します。

そりゃ、CBDを精製する工程の他様々な工程を経て作られているので当たり前ですよね。

ですので、お料理に使用するのはCBDオイルではなく、ヘンプオイルがおすすめです。

もちろんお金のことなんて何も考えないで大丈夫な環境にいる人であれば、CBDオイルでもどんどん使って頂いて問題ないですよ(笑)。

いくら、大麻が無尽蔵に育つ植物だと言っても、この時代においてはCBDオイルは高価なアイテムですから、出来れば無駄なく大切に使いたいところです。

結論!ヘンプオイルもCBDオイルも人類の未来にとっては必要不可欠

ヘンプオイルやCBDオイルの有効性を考えると、人類が大麻という植物の可能性を受け入れることでエネルギー問題、医療問題、ごみ問題などの人類が抱える問題の半分は解決出来ると言われているのも、解る気がしますね。

しかし残念ながら、少しずつ進んでいるとはいえ日本ではまだまだ大麻に対する意識の扉は固く閉じられているように感じます。

そして大麻という植物が持つポテンシャルやエネルギーは私達が真実を見て、心を開き、手を伸ばすのを優しく見守りながら待っているように思います。

先ずは、『CBDオイルを買うつもりで、ヘンプオイルを買ってしまった!』なんてことが無いように、ヘンプオイルとCBDオイルの違いを正しく認識して、目的に合った使い方をするようにしましょう。

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